ワンピースでは、最初から「悪魔の実」だと伝えています。
それを食べると能力は授かるが、海を泳げなくなると警告しています。
聖書でも冒頭で食べてはいけない実だと伝えています。
「食べてはいけない」
それは、食することではなく、脳に取り込んではいけない、信じてはいけないという意味です。
そんなこと誰でもわかることでしょう。
しかし、誰もわかっていません。
現時点でその警告に従って生きている人はいないに等しいでしょう。
私も然り。。。
わかっていながら、まだまだ従っていないのです。
それを「罪」と言います。
私たちは本来、思考を持ちません。持たなくても生きていけるのです。
本(過去)から知識を得たり、他者の考えを信じる必要は全くありません。
そんなことしなくても、その瞬間湧き上がってくるからです。
それほどまでに愛されているのです。
私たちが過去から学ぼうとし、未来を思うのは、禁断の果実を食べてしまったがためです。
人それぞれ能力を身につけ、あたかもそれが自分の天命のように生きています。
しかし、精神の海を泳ぐことは出来ないのです。
せいぜい海面でサーフィンする程度なのです。
そのことを少しだけ気づき、瞑想と名をつけて立ち止まった人はいました。
しかし、立ち止まって座っただけで、悪魔の手から離れることは出来ませんでした。
わざわざ立ち止まって座って時間を費やす必要なんてないからです。
「師の教え」は悪魔の囁きの伝承に過ぎません。
私たちはすでに食べてしまいました。
さまざまな知識(悪魔の知識)を身につけ、それを糧に生きています。
それはもやは絶望でしかありません。
頭の中にこびりつき、あたかも私自身だと名乗るこの知識たちを排泄する方法はないのか。。。
排泄する方法を生み出さなければ、悪魔を超えた新しい未来はないのです。
核融合で太陽を作ることより、月に人を送り込むことより、私にとっては大切な案件です。